自分が考える仕事とは
改めて、「生きる事は食べる事、食べる事は働く事」と言う言葉にすると当たり前だが、その考えに基づいて生きている私と、離婚をした無職の相手方との”仕事に対する考え方”の違いが分かるやりとりがある。2つ目のこれがおそらく生涯最後の会話になったはずだが、
【会話①(相:相手方、2017年9月〜10月ごろ)】
- 相「離婚する」
- 私「お金どうするの」
- 相「結婚前、○○のレッスンとアルバイトで合わせて20万円あった。今回も、○○の仕事が入りそうだからそれくらいになると思う」
【会話②(相:相手方、2018年1月〜3月ごろ)】
- 相「弁護士をつけることにしました」
- 私「(小声で呆れるように)また親の金使うのか、、、」
- 相「自分(私のこと)だって%△※★◎・・・」 相(相手方)
このような会話が実際にされた。
【会話①】の詳細
解説していこう。【会話①】については文字通り、「離婚しても収入が20万になるから大丈夫」と言うことを言いたかったのだと思う。さて、色々と突っ込みたいところがあると思うのだが、正社員もしくはそれに準ずる形で働いている人ならすぐに、
「その金額は税込だよね?所得税も引かれるし、年金は?保険は?生活できないよね?」
と言うことが分かるだろう。ましてや独りで生きていくわけではなく、”子ども2人を連れて”だ。そして、20万など軽々しく言葉にしているが、それを稼ぐ事は並大抵なことではない。とりあえず現実的なところとしてアルバイトで計算してみよう。今は時給も高くなって計算も単純なので1000円/時とすると、
- 1日5時間(9時〜14時、休憩なし)×1000円=5000円
- 週に5回として、5000円×5日=25000円
- 1ヶ月を4週とすると、25000円×4週=100000円
これだけ働いてようやく10万円の壁を超えられるかどうかだ。ちなみに上記計算は、子どもたちが学校に行っている時間として9時〜14時とした。ここまでやってやっと10万円、目標が20万だとすると半分だ(所得税などは一旦無視する)。
相手方の名誉など考えなくても良いのだが、また詳細のものは画像などで証拠としてアップするとして、裁判所でのやりとりのなかで、相手方の当時(2019年12月ごろ)の収入の内訳が開示された。もちろん、私も会社の決算書類を提出せざるを得なかった。
これも念の為書いておくと、それら収入が分かるものを提出した理由は、「収入によって親権を決める」とかそう言った話では全くなく、単に、
【婚姻費用および養育費を算出するため】
と言うことも付け加えておきたい。これについてはまた別項で詳しく書いていこうと思うが、私のようなケースの場合(すなわち、育児・普段の子どもとの関わり合いなどを考慮しどちらに大きく偏りがない、もしくは暴力など明確な離婚事由がない、という意味)、まず間違いなく一番遺恨が残りにくい親権を決める基準として、
”収入による判断”が、”ただの一度も考慮されなかった”
事は強く申し上げていきたいと思う。
話が脱線したが、相手方の収入源としては、
- 楽器の講師料
- 知人の教室のヘルプ(アルバイト)
- 一般的なアルバイト(サービス業)
この3つだ。さて、気になるその合計金額はと言うと、これは本当に驚愕したのだが、
【4万円/月、すなわち、年収50万円】
と言うことだった。3つを掛け持ちしてもなお50万円の収入にしかならない方法を逆に教えて欲しいのだが、さらにあえて言うとこの時、同じく相手方の弁護士から出てきた、「相手方の職業」はなんと、
【○○(楽器)講師】
であった。明細を見つけた際はまたアップさせていただくとして、単純計算として、4万円÷3=1.33万円、すなわち、一つ当たりの仕事で月に1万3千円しか稼いでいないことになる。あくまで私の感覚として、この金額で「講師」と名乗ること、さらにこの裁判所とのやりとりの中での数字なので、半永久的に残す(いつまでの保管義務があるのか調べられていないのでひとまずこう書かせて頂く)ことに躊躇いはないのか、と不思議に思う。これ、子どもたちも大きくなれば見る可能性が大きい訳だ。先の投稿にも書いたように、”今は”まだ恐怖で支配し、いわゆる”印象”だけで子どもたちと対峙していくことはできるだろう。でも子どもは必ず成長する。相手方から私の悪口を吹き込まれ始めたことなど、事実は子どもたちが一番知っている。そして、このような書類などのやりとりは”事実として”確実に残っていく。子どもがこうした事実も知り、説明を求められた時、どんな顔をするのだろうか?
断っておくが、「講師」という方々を貶めている訳ではない。別の投稿でも書いたが、私の周りには公私共に音楽などの関係者が多いので、少なからずそういう人たちはいるし、実情も知っている。ここで言っているのは、
『少なくとも子どもたちの親になる覚悟があるのなら、”講師”などと言った小さいプライドなど捨てて、定職に就くべきだ』
と言うことを、声を大にして言いたい訳だ。プライドと書いてしまったが、あえて”職業:アルバイト”と書かずにそうしたと言うことは、何か足掻きのようなものも垣間見える。本当に心の底から軽蔑する。滑稽だと言わざるを得ない。
では計算してみよう
ここまで読んで頂いたら分かると思うのだが、最初「20万」と豪語してからここまで、実に「2年間」も経過している。この相手方の収入自体が、婚姻費用および養育の算出において有利になるように見せかけて低く見せていた、と言う理由も考えられなくないのだが、今手元に算出表がないので明確には分からないが、それでも例えば年収250万円(もしくは200万円)ほどの定職についたとしても、養育費にして相手方がもらえる(=私から渡す)金額として仮に5万円だったものが2万円に下がるような事はないだろう。そのケースで仮に子どもが現在10歳、20歳までの養育費を払うとしてトータルで養育費をもらえる(=私が払う)金額としては、
- 5万円:5万円×12ヶ月×10年=トータル養育費600万円
- 2万円:2万円×12ヶ月×10年=トータル養育費240万円
その差は【360万】だ。「20万稼ぐ!」と豪語してから実際の年収が明らかになるその2年間、年収50万円ではなく、250万円の定職についていさえすれば、
- 250万円ー50万円=その差200万円、200万円×2年間=400万円
- 200万円ー50万円=その差150万円、150万円×2年間=300万円
250万円で稼いでさえすれば、すでにそれまでの2年間で子どもの養育費でマイナスになると仮定した差額以上を稼げてしまう。200万円の年収でもほぼ差額分は吸収できそうだ。私は相手方本人ではないので真意は分からないが、それでも働かない理由として、
-
(相手方の)親が援助してくれる(この場合は援助ではない、「子育て+孫育て」だ)
-
私からの養育費と国および自治体からの補助金などで賄うことができる
-
そしてその両方
すなわち、
【子を持つ親として、子どもを文字通り食べさせていくという気概はさらさらなく、あくまでも”他人”にたかるだけの乞食として生きていく】
ことに決めた、と言い換えても言い過ぎではないだろう。なぜなら、印象でもなんでもなくそれが事実だからだ。ちなみに、婚姻関係にあった際の仕事をしない理由としては、
「子どもとの時間を確保したい」
と言うことだったと思う。これについても別項に書かざるをえないほど長文になるので、状況だけ記すと、この(2019年12月ごろ)、子どもは上の子が10歳、下の子が7歳であった。7歳の子どもに、付きっきりでいなければならない理由があるのであれば是非ご教示頂きたい。ちなみにこの件については、本当にたくさん指摘せざるを得ない事実があるのでお楽しみに。
なお、その250万円の年収についてはあくまでも仮ではあるが、今まで一度も正社員として働いたことがない相手方にとって、人手不足である介護関係の仕事に就いた、という前提にて単に計算が簡単なために出した数字だ。【厚生労働省の賃金構造基本統計調査】を参考とした。
本当に羨ましく、また情けなくもなるのだが、周りの離婚した友人たち、全てのその親権を持った親は”もれなく”定職に就いている。しかも、独りで子どもを育てていくことが分かっているのだから、離婚までに介護の資格を取得する、住む場所を決める(親元も近いのだが敢えて自分でアパートを借りる)、など、しっかりと準備して、まさに「子どもを食べさせていくための覚悟」を持っていると言えるだろう。
そして私が何度も「無職」「正社員」「定職」と言っているのは、別の投稿にも書いたが、言うまでもなく日本国民には平等に勤労・納税の義務がある。独りで仕事を取ってくる能力がないのであれば、やはり正社員もしくは派遣社員として働くことでしっかりと税金・年金を納めるのがやはり一番容易なはずなので、別に訳あってそうではない人たちを貶めている訳ではない。繰り返しになるが、
独りで子どもを育てていこうとしている時に、「○○講師」などと仕事にもならないプライドなどどこかに捨て置き、何よりも先に食い扶持を探さない、探そうとせず何かに縋ろうとするその乞食根性が気に入らないだけだ。
結局のところ、定職に就かないと言う事は、保険・年金の処理を有耶無耶にするこいうことにもなるばかりか、将来について「何一つ考えていない」と言う事と同義と言っても言い過ぎではないだろう。本当に、
子どものこと・将来の(子どもの)ことは何も考えていない
と言うことがよく分かるだろう。これでもなお、相手方は悪くない!!!という方がいらっしゃれば、是非考え方として教えて頂きたいのでご連絡頂けると幸いだ。
長文になったので、会話②については別項とさせて頂く。
(この際、「仕事に就くのは大変だ!」という声は一旦無視させて頂きたい。何故なら、少なくとも私にとって、自分の命よりも大事な子どもたちを育てていこうと思ったらなり振り構っていられない、と言うのが心情だからだ。選り好みしなければ、絶対に定職に就けるし、私であればドブさらいでも何でもする。)