結婚制度について
タイトルの通り、たまにはアドバイスめいたことを書いてみたいと思う。
さて結婚について。Wikipediaによると、
「結婚(けっこん)とは、夫婦になること。婚姻(こんいん)とは、「結婚すること」「夫婦となること」「社会的に承認された夫と妻の結合」である。「婚姻」は配偶関係の締結のほか配偶関係の状態をも含めて指している。」
と言うことで多くの方が想像する通り、「婚姻届を出して夫婦になること」という認識で間違いない。恋愛ドラマや映画、漫画などでも多く取り上げられる男女の描写をイメージし、はたまた自分の親を見てこの”結婚”についてさまざまな思いを描いていくのだと思う。
「結婚は人生の墓場」
と言うのは、少し年代は古いかもしれないが昔から結婚の例えとして使い古された言い方だが、そこにはおそらく、
「結婚することで自由がなくなり、家族中心の生活になる。妻に尻に敷かれ、年頃の子どもには邪魔扱いされ、何故か”小遣い制”という自分の稼いだお金にも関わらず”小遣いをいただく”立場になるという何とも恐ろしいもの」
という、ある意味面白おかしく描かれていたのではないかと思う。その比喩には、文字通りのネガティブな印象と言うよりは、「それでも幸せだよ」という裏テーマが透けて見えていたのではないかと想像する。仮にこの結婚の表現が昭和の時代だったとして、今は平成を経て令和の時代。終身雇用が崩れ、何十年も続く悪政によるデフレ、今年はコロナだったとは言え先進国の中で唯一と言ってもいい上がらながいGDP、、、このような今の日本で、右肩上がりの給料は望めないし、何より恐ろしいまでの情報が氾濫する中で、「他人を信頼して生きていく」ということが非常に難しくなったように思う。
また、当ブログに辿り着くような人は、結婚に不安を抱えているか、はたまた結婚生活に不満を持っているというような方が多いと思うが、まさにこの情報過多の時代、この結婚によるデメリット、平たく言うと、
「男にとってあまりにも不利な欠陥制度」
ということが誰しもわかってしまったことも要因だろうか。
もちろん、お互い大好きなもの同士で結婚を考えている方々にしてみたら、「何をそんな」と鼻で笑われることだとは思うが、離婚など、いつどんなタイミングで訪れるか分からない。自分が原因のこともあるかもしれないし、それが相手の浮気かもしれない。それがなくとも、愛情が冷めてしまうことも往々にしてあるだろう。結局のところ、人の気持ちなど他人がどうにかできるものではないのだから、その「離婚するリスク」は、頭からゼロだろ考えるのはさすがに危険だと私は思う。
そう結論付けてしまうと、男にとって結婚など何の意味も為さなくなってしまうので、それ「だけ」を考える必要はないと思うが、少なくとも、
「結婚と離婚の制度」
は理解しておくに越したことはない。
結婚生活
さてこの結婚生活、色々な憧れや理想を持って始める方も多いと思う。仕事もお互いバリバリこなすような夫婦もあれば、片側が専業主婦(夫)となる場合もあるだろう。
断っておくが、当ブログにおいて「無職」と言うことを強調して非難しているが、別に無職の人間について嫌悪感を持っているわけでも蔑んでいるわけでもない。当ブログを読んでいただいてる方であればわかると思うが、私のようなケース、すなわち、
「こちら側に子どもを引き受ける意思と環境と収入があり、さらに子どもに対して虐待などの非がない」
にも関わらず、裁判所の一方的な判断により、「40代・職歴ナシ・現無職」の人間に親権を奪われてしまったようなケースについて、強く非難しているだけだ。
無職というのは、言葉だけを聞くと単に仕事をしていない怠けているような印象も抱くが、過去のイジメや体調、精神的なものにより仕事に就けないことも理解しているし、その言葉だけを汲み取って攻撃対象とするのはこれは差別だ。
私の場合のように、大切な子どもを引き受けて1人親になる資格が、無職の人間には一切ない、と言うことを言っているだけだ。
話は逸れたが、色々な思いを持って結婚を決意している特に男性にはあらためて、
- 相手方が無職であろうがなかろうが、男性が親権を取得するのは不可能
- 共有財産を理解する
ことをまずお勧めする。
お互いがお互いの夢や目標を持って、そして将来的には子どものことも考えているとは思うが、今現在がいくら幸せで信頼の置ける相手であろうとも、
離婚になった場合は圧倒的に男性側が不利
だということを肝に銘じていてほしい。
まだまだ離婚結婚については書きたいことがあるが、今回はここまでとし、おって書いていきたい。
最後に男性の親権取得率について
私も今回弁護士を選んだり色々なことを調べている中で、特に弁護し事務所が、
「男性が親権を取れる可能性は2割ほど(1割というところも多い)」
というコメントをよく目にした。ここに来るような離婚を考えている、もしくは離婚して苦しんでいる方はよくご存知だと思う。
これは、文字通り全体を通した割合ではあるのだが、ではどんなケースであれば男性が親権を取ることができるのか。それは、
「女側が”子どもに対して”虐待・ネグレクト、またはそれに準じる仕打ちを継続しておこなっていた場合」
のみと言ってもいい。あくまでも私が色々な情報を総合した結果であることはご承知いただきたいのだが、まず間違いないと思っている。
これも良く目にすることかもしれないが、「女側の不貞行為・夫に対するモラハラなど」は一切考慮されない。
とは言え、不貞行為を含めて大人同士の諍いなどは全く別問題であくまでも「子どもに対するもの」という考え方は、正直よく分かる。ただこれはあくまでも、「離婚原因」としてよく分かると言っているだけで、その先の、
圧倒的女性優位の考え方
には微塵も理解ができない。ようするに、
- 女側の不貞行為
- 女側から男側へのモラハラなど
が原因の離婚であれば、100%、女性側に親権がいくということだ。これを理不尽だと思わない方、是非ロジカルに反論してほしい。貴重な意見として是非とも聞いてみたいと思う。
その男性側が親権を2割前後とることができるというのは言い換えれば、離婚する女親の2割程度はネグレクトなどを行っていると言う訳だ。
私もまんまと信じてしまったが、
「だから男性が親権を取れる可能性もゼロではありません!」
と言うのは、単に弁護士事務所の営業トークということでまず間違いが無い。弁護士事務所としても、ほぼ負け戦になることが分かっているだけにリスクは多少はあるが、着手料などのお金は確実に手に入る訳で、単に仕事を受注するため、目を引くためのプロモーションのひとつということだ。
それに当てはまらない男性は、親権を争ってもまず無理だ。
そして私が問題視していることの1つに、
「男は親権取れないよね〜」
と、多くの方が何となくイメージで知っている、ということがある。この世論が全体の雰囲気を作り、より男性側の親権獲得を難しくしていると思っている。これにより、女性側は間違いなく男性側を小馬鹿にし、蔑み、離婚となれば明らかに優位だと勘違いしている。そして、本当に辛い思いをして子どもを危険に晒せないために離婚したような、「必要な離婚」をした方が、そういった人間と同じ目で見られてしまう。
少しずつこのような男性不利の実態も明るみに出始め、色々な動きもみられるようになってきた。まず間違いなく近い将来、このあまりに不公平な現状にはメスが入る。その時に、一人親にかかっていた予算も削られることが予想される。自分勝手に離婚した人間などは、はっきり言って乞食さながらの愚行だと思うのでどうでもいいのだが、そのような本当に支援が必要な方々が一番被害を被るはずだ。
このような乞食向けの施策は数多くある。本当に支援が必要な方は、立場もおありだと思うが、可能であれば声を挙げてほしい。
最終的に一番の被害者は、いつも子どもなのだから。