【NEWS】娘を失った男性の思い 2020.10.5


揺らぐ”親権制度” 届かなかったSOS 娘を失った男性の思い


メディア都合によってなかなか目にする機会もない親権制度問題。それでも勇気あるメディア各社が問題提起しているので気づいたときに挙げていきたい。

そもそもこのブログは、

  • 自分の意思で離婚したにも関わらず被害者ぶる人間

  • 子どもより自分のことを第一に考えるような自分勝手な人間

  • 親になる覚悟もない人間

  • 自分1人ですら生きていけないくせに”親”だと振る舞う人間

そのような人間が跋扈し国の制度を悪用し、また、それをメシのタネにしているような弁護士がそれに群がり、結果それに翻弄されて人生を壊される人間が数多くいることをできるだけ多くの方に知っていただくこと、またその「虐待」という犯罪についてそれらの人間が正しく罰せられるよう世論を形成すること、そしてそれらに巻き込まれて真っ当に生きている人たちにわずかでも心の支えになれば、という思いで書いている。

そういった問題を目の当たりにしていない人たちも是非、周りの人たちにこのようなことが平然と行われていることを周知していただければと思う。この「結婚」という欠陥制度についても。

 

記事「揺らぐ”親権制度” 届かなかったSOS 娘を失った男性の思い」(配信 テレビ新広島)

以下、記事全文。

「特集は子どもの「親権問題」について考えます。日本では夫婦が離婚した場合、片方の親を「親権者」として定める「単独親権制度」をとっていて、実は近年、離婚後に我が子に会えなくなり、悩みを抱える親が急増しています。「親権制度」に翻弄される1人の男性を取材しました。 江邑幸一さん、47歳。江邑さんには月に1度、必ず訪れる場所があります。そこに眠っているのは、16歳の若さで亡くなった長女の寛世さん。6年前、自ら命を絶ちました。 【江邑さん】 「いつもここでこうやって。ごめんなさいということで」 江邑さんは2006年に元妻との間で離婚が成立。娘2人の「親権」を失い、当時、寛世さんとは離れて暮らしていました。 【江邑さん】 「『ゴメンね』しかないですね。『ゴメンね』というのと。助けることができなかった」 深く刻まれた「後悔」と「自責」の念。江邑さんには、当時も今も「親権」の壁が立ちはだかっています。離れて暮らすようになってから、寛世さんの身に何が起きていたのか? 娘が死にいたった経緯について、語ってくれました。 【江邑さん】 「お父さん子のままで行ったので、お母さんの言うことをまず聞かない。だんだん会話もしなくなり、そういうささいなことが年月を重ねることで追い込まれていったと思う」 次第に家庭内でも孤立していったという寛世さん。中学生になる頃には児童相談所の支援を受け、児童養護施設で暮らすようになっていました。 【江邑さん】 「面会交流で月1回と決まっていたので、月1回で会ってました。その時は全然、普通の親子喧嘩というか。児相に引き取られたくらいにしか思ってなかった」 この時、江邑さんは、娘を引き取るため「親権変更」の調停を申し立てましたが、一度、失った「親権」を取り戻すことはできませんでした。 【江邑さん】 「親子関係が崩れている証拠だし、私の方に変えてくださいとしましたけど、調停員は児相で元気にしてますよと。変える必要はありませんと言われました。何で子供の意見を聞いてくれないんだろうと」 その後も母親との関係は悪化。一時保護や里親の下での暮らしを余儀なくされた寛世さんは、当時の苦しい胸の内を日記に記していました。 【日記吹き替え】 「こっちはたぶん期待してたんだ。誰かが家に帰らなくてもいい何かを提案してくれることを。信じてたのに」 【日記吹き替え】 「私は親との摩擦に心底、疲れました。もう消えてしまいたい。」 寛世さんから確かに発せられていたSOS。しかし、その情報が親権のない江邑さんのもとへ届くことはありませんでした。そして、2014年児童相談所は親元へ戻す「家庭引き取り」を決定し、寛世さんはその2ヵ月後、帰らぬ人となりました。 【江邑さん】 「まさかね…亡くなるとは…。一番は何でそうしたのとは思いますけど、逃げたかったところを逃がしてあげられなかった。子供がコチラに来るようにいろんなことを考えてできなかったかなとか」 死の2カ月後、娘の生前の記録や死の原因を知るため、児童相談所を訪ねた江邑さんでしたが… 【江邑さん】 「児相として「やることはやりました」と。「お父さんには親権がないのでそれ以上は教えられません」と。」 さらに児童相談所を所管する山口県にも情報公開を求めましたが、ここでも寛世さんの個人情報に対する「相続権」がないことなどを理由に却下され、かろうじて公開された文書は、重要な部分がほとんど黒く塗り潰されていました。悩んだ末に江邑さんは、今年3月、原因の究明などを求めて広島地裁への提訴に踏み切りました。 【江邑さん】 「事実を知りたい。子供がどうやって、どういう判断でどういう対応をされて、亡くなっていったのか。二番目は名誉回復は必ずしたい。原因が子供じゃないと。それだけを言って欲しいだけなんだと自分では思ってます」 ある日、江邑さんが訪れたのは、福山市で開かれた「交流会」。参加者はみな、離婚後に「親権」を失い、子どもとの面会が思うようにできなくなった親たちです。 【参加者】 「1年経った後に元の奥さんが再婚したんですね。再婚してそれで会わないでくれと」 【参加者】 「子供が生まれてすぐに連れ去られて全く会わせないという風に向こうがした。私と子供の時間はもう帰ってこないしなぜ何も悪いことをしていない私と子供がこのように引き離されないといけないのか」 【江邑さん】 「親権がなければ何もない。死んだ後でもこんなに冷たい仕打ち。悔しくて悔しくて」 司法統計によると、2018年度に申し立てられた子どもの「面会交流」に関する調停の数はおよそ1万3千件にのぼり、20年前の5倍以上に増加。そのため国は現在、離婚後も両親が子供の養育に関わっていく「共同親権」の導入について、研究会を立ち上げて議論を進めています。 【江邑さん】 「自由に子供が自分の意志で行ったり来たりできれば、共同親権があればこの子は助かってましたとそれは確実に言えることだと私は思っています」 2019年度の婚姻件数は約59万件。離婚件数は約21万件。夫婦の3組に1組が離婚するといわれる時代、「親権問題」は誰の身にも起こりえます。 (スタジオ) VTRにも出てきた離婚後も両親が親権を持つ「共同親権」ですが、実は欧米諸国では主流の考え方となっています。一方、国内ではこの「共同親権」の導入には慎重な意見もあり、特に家庭内暴力などを背景に離婚した場合の安全対策などに強い懸念が示されています。 まだまだ議論は必要ですが、江邑さんと寛世さんのような悲劇を繰り返さないためにも、いま一度、子どもの視点に立ち返って、制度を見直していく必要があるのではないでしょうか。」


 

この記事の根っこにあるのはやはり、「単独親権制度」であるということはいえるだろ。もっと詳しく言うと、単独親権制度を悪用する輩が後を絶たない、ということなのかもしれない。そもそもこの単独親権というのは、文字どおり子どものいる夫婦が離婚した際に親権者をどちらかに決めなればならないと言うものだが、私ももちろんそれによって親権を失った。もちろん、それ”だけ”が問題というよりも、その前後左右にぶら下がるいろいろな考え方や慣習、群がる人間など、問題はもっと根深くそれだけでも記事が一つ書けてしまうくらいなのだが、何一つとして公平性が保たれていない、と言うことは1つ言えると思う。

私の場合で言うと、単独親権があることによって、

  • それにぶら下がる「母子優先の原則」により裁判所にすべての訴えを無視される

  • 同じく「単独親権者の女=無条件に貧困」との解釈から、自分勝手な離婚かつ私が養育を望んでおりかつ収入的にも何ら問題ないにも関わらず「養育費」などという謎の制度が決められる ※これについては改めて詳しく書く

  • まさに単独親権悪用のごとく、同居親が「子どもの私”だけ”の子ども」と言わんばかりの「月に一回の面会」 ※同上

  • その単独親権者になってしまえば、別居親の悪口の吹き込みなどはし放題。お咎めなし

など枚挙に遑がないが、別居親ははっきりって人権を認められていないにも同義なのだ。特にこれも私のケースがそうなのだが、そのおかげで、無職の人間が「親権者」に選ばれることなど、狂気の沙汰としか思えない。



その狂気が当たり前の世の中の空気


冷静に考えれば誰でも分かると思うのだが、

  • そもそも親子の関係が健全であることが前提で、

  • 子どもの意思など無視して自分勝手に離婚をしておいて、

  • 「お金がない」などと国にたかる

狂っていると思わないだろうか?

養育費もそう。養育費はご存知の通り「子どものためのお金」だ。例えば、

  • 性格の不一致などお互いが納得した離婚
  • 別居親の方が親権を放棄
  • 同居親も別居親と子ども関係を毀損することは望まない

というような、変な言い方だが「正しい離婚」の場合、養育費は正当に決められて問題はないだろう。親が離婚してても、子どもの親としての責務、「同居親は子育てを、別居親はお金の支援を」という形でお互いが子育てに協力しているのだから。

問題は私のように、というよりも最近は特にこのケースが多くなっている印象だが、上の言い方を借りれば「不当な離婚」で「正しい離婚」と同様の制度が適用されること自体に無理がある。間違いなく、齟齬が発生するからだ。お金のことだけを言えば、

「なぜ1人で親になると決めたのに自分1人生きていくほどの稼ぎがないのですか?働かないのですか?」

 

と問題視されないことが異常なことなのだ。そこを問題として取り上げず、すべての1人親に支援策が受けれるから、勘違いしたこのような底辺の人間が、「私も1人でしっかり育てている」と勘違いしてしまうのだ。このような人間にははっきりと糾弾するべきで、守らなければならいない対象では断じて無い。上の問いかけで、後半部分だけを見ると、

「なぜ働かないのですか?」と、5体満足にも関わらず生活保護を受けるために役所に訪れた際に職員に投げかけられる(であろう)質問と同じだ。質問が同じどころか、「弱者を装ってお金の巻き上げようとする」その根性は、本当にたちが悪い。生活保護を受けている方々は、皆一様に何かしらの後ろめたさを持つものだ。この場合の一人親は、自分が乞食だと自覚がないどころか、「受けて当然」だと本当に思っている。

さて皆さん、これがいわゆる「シングルマザー」の実態だ。シングルマザーなどとよくわからない言葉で濁すやり方はほうぼうで目にするが、問題の本質から目を背けさせるという明確な意図がある。同じようなもので「パパ活」「フリーター」などもそうかも知れない。ここで提案したいのだが、自分勝手に離婚して窮困している人間など、

「1人乞食親」

 

とでも呼んでも問題あるまい。これは悪口でも何でもなく、事実なのだから。

話が逸れてしまったがこの単独親権によって苦しめられている多くは男親は本当に多く存在する。

記事「別居・離婚で配偶者に子ども連れ去られ、会えなくなるなんて…」(東京新聞 特報Web )

私が最終的にどのように離婚したかについては、このブログ内で追々書いてくが、私の場合は男親が親権を取るための唯一の手段を取った。結局それでも親権を取ることはできなかったのだが、それにしても根本にはこの「単独親権制度」と、異常なまでの「母子優先」があるからに他ならない。逆に言うと、公明正大な判断でさえすれば、あのような虐待親に親権がいく道理があるはずがなく、簡単に言ってしまえば「いかさま」でしかない、ということだ。

この事実を本当に多くの人に知ってほしい。

これからもこのようなニュースを目にしたときは記事にしていきたいと思う。



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